不動産会社の行政処分歴
住宅購入を考えている人が悩むことの1つに、「不動産会社の信用度」がある。当社のお客様からも良く相談を受けることです。
「大手だから安心ですよね?」とか「聞いたことのない会社だから心配なんです」などという話をよく耳にします。
結論から言いますと、大手だから安心ということはないですし、中小だからダメだということもないのですが、個別に会社を判断していくことは簡単ではありません。
物件ごとに判断することが1つの方法だと思っています。物件は客観的に見ることができるからです。
しかし、1つの参考として不動産会社の過去の「行政処分歴」というものがある。
これは、違反等によって行政から戒告や業務停止などの処分を受けたかどうか?という履歴です。その会社の監督官庁で調べることができるものです。
過去に行政処分を受けた業者であれば、信用度が低いのでは?との参考になるわけですね。
今までは、この行政処分履歴を閲覧するには、監督官庁に足を運ぶかその官庁のサイトで確認していました。
ところが、「住宅関連業者、ネットで処分歴公開(8月28日 朝日新聞より)」とのニュースが出ております。
これによりますと、国交省がデータベースを作りネットで公開する方針のようです。
全国の不動産会社、建築士事務所、建設会社、検査機関、マンション管理業者までが対象となっているようであり、このデータベースでの調査のみで行政処分歴を確認でき、非常に利便性が高まります。
もちろん、インターネットで公開するようですので、一般の方が住宅購入をする際に参考情報として利用することができるでしょう。
ただ、来年度からですので、しばらく待つ必要がありますね。
もうひとつ言えることは、トラブルや悪質な販売行為、法令違反等を起こしても行政処分を受けていない会社の方が圧倒的に多いという事実を知っておくこということです。
このデータベースに掲載されていないからといって、「安心できる会社」というわけではありません。











