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2006年12月03日

住宅ローン減税の延長?

新聞等で「住宅ローン減税の延長」というニュースが伝えられています。これは決定ではなく、延長の方向で検討に入ったということです。実現の可能性が高いと予想されますが。

ところで、この数日、


「住宅ローン減税、延長になったのですね」

というお話を相談者の方などから聞くことが何度かありました。

その話し方のニュアンスからは、打ち切られる予定だったものが延長になったように思われているように感じられます。

確かに、報道では、「延長」という言葉が使われていますが、正確に把握しないといけません。


今回の「住宅ローン減税の延長」は、減税される期間の延長です。入居から10年間が対象となるところが、15年に延長されるというものです。

この減税は所得税が対象となるのですが、地方への税源移譲のために所得税が減り地方税である住民税が増えることによって、減税額が縮小される人がいるのです。

そこで、減税期間を10年から15年に延ばすことによって減税額を大きく下げないようにしようという措置です。

少しわかりにくいかもしれませんので、もう一度、説明します。

この住宅ローン減税は、給与から天引きされるなどして支払う所得税が軽減されるものです。あなたが実際に支払う所得税のみが対象なのであって、住民税は無関係です。

国から地方への税源移譲で所得税が減り住民税が増えると、減税額が低くなる人が出てくるというわけなのです。

「以前ならもっと税金が減ったのに・・・」

という人がいるわけですね。これに対する措置として、減税される期間を延ばすわけです。


しかし、住宅ローン減税という制度そのものが打ち切られる予定だったのが、打ち切らずに延長されたと誤解している人が多いのですね。

平成20年(2008年)の居住分までは当初から住宅ローン減税の対象となっています。

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