建物外部のチェックポイント(2)
前回に引き続きまして、建物外部のチェックポイントをお話します。前回は境界のポイントを中心にお話しました。大事なことなのでよく覚えておいてくださいね。( ..)φメモメモ
今回は、まず、基礎の仕上げです。基礎は、当然ながら建物を支える非常に大事な部分。これは誰でもわかりますよね?その基礎の外側は、建物外部 から目視できます。
基礎を見て、よく、「ひび割れがあるのが心配だ。」とのお話を聞くことがあります。大事なところだとわかっているだけに、ひび割れがあれば心配になるのも当然ですよね。
でも、ひび割れがあれば、全てが「ダメな家だ!」というわけではありません。ひび割れにも種類があるわけです。ヘアークラックと呼ばれる幅も狭く深さも浅いものであれば大丈夫です。でも、これが広がってくると問題になるケースもあるので、モルタルで上から塗っておくと良いでしょう。
モルタルとは、コンクリートに似たものです。少し成分が違いますが。
換気孔の近くにクラックができていることが多いですが、そこだけでなく全体をしっかりチェックしておきましょう!もちろん、外壁のクラックもチェックしましょうね。
次に、基礎の高さを確認しましょう。高さがあまり低いと湿気があがってきやすので、よくありません。シロアリ対策上も不利ですね。具体的には、40cm以上欲しいところ。建築基準法という法律では、30cm以上となっていますが、これでは不足気味。40cm以上あるか確認しましょう。
また、湿気と関係してくるのは、換気孔です。床下の換気を行うものですが、最近では、換気孔ではなく、基礎パッキンが多い。基礎パッキンとは、基礎の上、土台の下のところにパッキンを設けて隙間を確保して、換気するものです。
ここを覗いて換気できているか確認します。また、虫などが床下に入らないように、防虫網が取り付けられているかも確認しましょう。これは屈んで覗くのですが、鏡があれば便利ですよ。
ほかにもいろいろあるのですが、サイディングの継ぎ目のコーキングも大事ですね。サイディングとは、外壁ですが、今はサイディングの家が多いですね。
この継ぎ目とは、サイディングは、30cm×180cmであったり、60cm×180cmなどの大きさのものを現場で設置していくのですが、継ぎ目をコーキングで処理していきます。このコーキングが正しくされているかも大事ですが、この継ぎ目の位置も問題です。
サッシの両端の位置に合わせてサイディングの継ぎ目を持ってきて、コーキングすることが本来の安心できる施工です。しかし、サッシの途中に継ぎ目を持ってきているケースがあり、その場合は、水漏れの原因になる恐れがあります。
サイディングの継ぎ目とサッシの上部から雨水が入る可能性があるわけですね。しっかりチェックしましょう。
ほかに、建物外部でチェックすべきところは、車庫の照明の有無や取り付け位置・状況、防水コンセントなどの取り付け状況などですね。境界などにあるブロックやフェンスなどもチェック対象です。
ホントにいろいろありますね。どれも大事なことばかりです。室内に入る前にこれだけチェックすると疲れてしまいそうですが、プロが現場でチェックすると、この時点で買うべきではない家もありますよ。
次回こそは、いよいよ室内のチェックポイントについてのお話をする予定です。多分ね。(笑)
投稿者 住むネット