2006年06月07日

化学物質の現状を知っておこう!

 ここ数年、非常に関心が高くなっている化学物質について書きます。

 化学物質と一言で言っても、ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンなど、いろいろな種類があります。何だか、舌を噛みそうな名前ばかりですね。

  この中でも最も名前が出てくるのが、「ホルムアルデヒド」というもの。

  新聞などを見ていても、この化学物質が関連する訴訟の記事を目にすることがありますよね?この化学物質の問題は、気にされない方は全く無関心の場合もありますが、人によっては影響を強く心配されることもある。

人体にかかわることですから、当然のことだと思います。

  2003年7月に建築基準法が改正されて、この化学物質対策のための規制が行われて、それ以前に比べて、かなりリスクが減りました。

  2003年7月の改正ですが、それ以降に建築されておれば対象というわけで住宅選びの1つの判断材料になるとも言えます。でも、現在は、2005年5月ですから、今の新築は、ほとんどクリアしていると考えてよいでしょう。

  稀に、工期の長い大規模マンションなんかでは、改正前に着工している可能性もありますが。大規模マンションの場合は、念のため、確認されても良いでしょう。聞くのは、タダですから。(笑)


  ところで、この改正では、24時間換気の設置が義務付けられるなどの内容となってますが、これは、誰でも容易に確認できますよね?昨年、設置されていない新築一戸建てを見たときには、ホントにゾッとしましたが。

  もう1つ、案外、簡単にチェックできるものとして、使用される建材や接着剤についている「星印」がある。

  この星のマークが、4つ並んでいれば、OK!です。一般に、このことをフォースターと呼びます。「☆☆☆☆」こんな感じになってます。

  但し、4つ並んでないなら、即、アウト!というわけではありませんのでご注意を。ほかの条件を満たすことによってクリアされるので。

  でもね、実際のところ、多くの現場を見ていると、ほとんどが「フォースター」の材料を使用しています。現場としても、その方が管理しやすのでしょう。

  だから、一般の方がチェックする際には、まずは、この「フォースター」であるかを見ればいいでしょう。もし、違えば、説明を求めればいいです。

  完成後でも、目視で確認できる部分もありますが、できれば、建築中に現場で確認したいものです。建材そのものにも「フォースター」のラベルが貼ってありますが、段ボール箱や接着剤の入れ物にも書かれてます。

建築中の現場に行ったら、ぎょ~さんありますから、試しに近所の建築中の現場を覗いてみてください。邪魔にならないようにね。

  そして、これに関して、国土交通省から情報が公表されてます。実際に化学物質の濃度になっているか、調査結果を公表してるのです。

  これを見ますと、平成16年度下期のホルムアルデヒドの濃度が厚生労働省の指針を超えている住宅は、調査物件のなかで1.3%。ちなみに、平成12年度は、28.7パーセント、平成13年度は13.3%。

1.3%でも多いとも考えられますが、ごく一部の一戸建てではないでしょうか。

建築基準法の改正の効果はでてますよね。日々、現場に行っていても感じることです。マンションで、指針値を超えることはより少ないと思われます。

  一戸建ての場合、まだまだ、そんな基本的なことすら守らない業者もいるようで(上記の通り、24時間換気も付けてないケースがあった!)、上の数値に表れているのではないかという印象です。

  ちなみに、家具から出る化学物質も多いので、こちらを見落とすことの無いようにしましょう!お客様と話していると、この家具から発散される化学物質については、「知らなかった!」という声が、断然多いです。

  気をつけよう!

投稿者 住むネット