「不動産屋へ行く前に」 完了検査は義務?
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 ■ 執筆者 ■

 yasunori arai
 荒井  康矩  プロフィール

 住宅取得コンサルティング会社「株式会社アネストブレーン
 トラスト」代表取締役


(18) 完了検査は義務?


日々、多くの住宅の調査を行っていますが、完了検査を受けていない一戸建て住宅が非常に多い。 

今どきの新築住宅で、完了検査を受けていない住宅なんて、どんでもなくダメな物件なわけですが、それを認識していない不動産会社が多く、そのマイナス要素を知らずに購入している消費者も多い。 

まず、完了検査とは、何? というところから話をしないといけませんね。 

家を建てるときには、行政に対して、「こんな家、建てますけど、いいですね?」という申請をしないといけません。これを「建築確認申請」と言います。 

で、それに対して、「OKです」といって確認済証を交付してもらえれば、建築し始めてもよいわけです。 

で、建てていく途中で、検査を受けなければならないケースが多いです。これを「中間検査」と言います。この中間検査は、行政や物件によっては義務になっていないこともあります。 

そして、建物が完成してから受ける検査を「完了検査」と言います。「当初の建築確認申請の内容の通りに建ててるね?」という検査です。問題なければ、「検査済証」を交付してもらいます。 

完了検査とは、一般の建築物に対して、建築基準法で義務付けられているものです。以前は、行政のみが完了検査などをしていたのですが、民間にも開放され、民間の確認検査機関が実施している物件も非常に多くなっています。 

例のマンション等の構造偽装問題のときに、イーホームズやERIといった確認検査機関が注目を浴びましたよね。アレです。


しかし、不動産会社のなかには、売りたいがために平気で虚偽の説明をするケースが見られます。 「ほとんどの家が、完了検査なんて受けていませんよ」 と。数年前なら確かに完了検査を受けていない住宅が多かった。でも、今は受けていて当たり前。こんな営業マンの説明があったら要注意です! 

なかには、本当に完了検査が義務ではないと信じている営業マンや業界人もいるようです。まずは、そんな人や会社から何千万円もするような大事な買い物をするのは止めておいた方が良いでしょう。 

今までにやってきた間違いが、自分たちのなかで常識となってしまい、それが法を犯しているという認識すらないわけですね。恐ろしいお話ですが、実際にあったことです。 

では、次に、完了検査を受けていない場合のデメリットは何か?を考えてみましょう! 

1つ目は、その違反内容によっては、建物の安全性等において問題があることです。特に、デザインを重視するが故に、安全性や機能性を犠牲にしてものがよくあります。確かに、法律といっても、専門家が見ても、ちょっと矛盾してるんじゃない?と思ってしまうこともあります。でもね、守るべきことは守りましょうね。 

2つ目に、住宅ローンの審査で不利であること。銀行も、融資の際に、完了検査を受けた住宅(検査済証がある住宅)かどうかを確認します。万一、完了検査を受けていないと融資しないこともあります。 また、融資を受けられたとしても、有利な条件(キャンペーン金利など)が適用されなかったということもあります。 

3つ目に、将来、売却の際に完了検査を受けていない物件だということが売却で不利になる可能性があります。現在、中古住宅の流通市場においては、この検査済証の有無については、あまり煩く言われておりません。 しかし、将来的には、完了検査を受けていない物件と受けている物件との違いが資産価値の差として出てくる可能性もないとは言えません。 

4つ目に、建築中止等のリスクです。 建築前の建築確認申請があった後、何ヶ月もの間、完了検査を受けていない物件であっても、役所の怠慢で、役所から進んで検査へ行くことはありません。これは、非常におかしなことなのですが、それがまかり通っているのが現状です。 

だからこそ、違反建築が絶えないわけですね。しかし、建築中に、近隣の人が「あの家、違反建築してますよ」と役所に報告すれば、見に行くのです。 役所も、普段は怠慢してますが、近隣住民からの声があがれば、見に行かざるえず、見に行って、実際に違反があれば是正せざるをえません。 

となりますと、工事が止まってしまったり、是正するために余計なコストがかかってしまうこともあります。さらに、自分の欲しかった家を建てられなくなってしまい、そんな家なら必要なかったのに・・・ 

なんてことにもなりうるのです。もちろん、近隣住民との関係も悪化してしまい、夢のマイホームでやすらぐこともできないことに。 皆さんは、必ず、完了検査を受け、検査済証のある住宅を買うようにしましょう。


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