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■ 執筆者 ■
yasunori arai 荒井 康矩 プロフィール
住宅取得コンサルティング会社「株式会社アネストブレーン
トラスト」代表取締役 |
毎年、1〜3月はマンションの完成ラッシュとなります。この時期になると、当社の内覧会立会いサービスに相当な数のお申込があります。そして、同時に多くの質問が寄せられますが、その質問のなかから特によくあるものを取り上げてみます。
「オートレーザー」
オートレーザーと聞いてピン!と来る方は、既に内覧会についてかなり情報収集されている方だと思います。以前にも少し書きましたが、もう少し詳しくお話します。
「内覧会でのチェックには、オートレーザーが必要なのでしょうか?」
とのご質問が非常に多いのです。このオートレーザーで壁などの傾きを計測する内覧会立会い業者が多いために、「オートレーザーでの計測が必要なんだ」と思われるようです。
結論から言いますと、内覧会にオートレーザーは全く必要ありません。
オートレーザーが不要であることを簡単に説明しますと、以下のようになります。
1.マンションのフローリングは遮音性を高めるためにクッション性があり
床が柔らかいので、人の体重だけでも床が沈みます。この状況で
オートレーザーを使用してもmm単位の誤差が生じやすいです。
(元々、オートレーザーにも誤差があります)
2.仮に、オートレーザーで計測しないと傾きがわからないので
あれば、全ての居室・廊下・洗面室などでも計測する必要が
あるが、内覧会立会い業者もそこまではしていないことが
一般的なようです。 |
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3.仮に、オートレーザーで上記2の全てを計測するとそれだけでかなりの時間を要するが、内覧会
ではそれ以外に大事なチェックポイントがたくさんあり、とても2時間程度では調査できないです。
(多くの内覧会立会い業者が所要時間が2時間程度としている)
4.仮に、オートレーザーで計測しないと正確な傾きの調査ができないような調査員であれば、
その技術水準が疑問であり、器具以外の目視調査しかできない項目の調査能力が不安である。
以下で詳しく説明しておりますので、気になる方は参考にご覧ください。
オートレーザーを使用しない理由
本当は、一般的な水平器や目視、感触等によって確認できるが、パフォーマンスとしてオートレーザーを使用しているか、能力に欠けるかのどちらかということになります。おそらく前者の場合がほとんどでしょう。
水平器は、機動力があり、判断も早く出来て非常に便利です。しかも、ホームセンターなどで廉価(1000円程度)で購入できるので、ご自身である程度の調査をすることも可能です。
最近では、当社の正直な主張が浸透しつつあるのか、「オートレーザーなどの調査器具を使用しなくても
調査可能です」と主張を変えはじめた業者も出てきました。事実が伝わり始めたことは嬉しい限りです。コンサル業界(最近では消費者エージェントと呼ばれています)が正しい情報を伝えていく業界になることを祈っています。 |
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