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目指せ!収納上手 収納で安全対策

 ■ 執筆者 ■

 hiroshi shibatani
 芝谷 浩  プロフィール  (執筆者のサイトはこちら

 収納・模様替えアドバイザー   インテリアコーディネーター

 大手家具メーカー退社後、収納・模様替えアドバイザーとして独立


(10) 収納で安全対策


先日、テレビを見ていると、10月に地震が起こりやすいという科学的根拠があるということが言われていました。そうでなくても、昨今、各地で激しい地震に見舞われるとともに、巨大地震がいつ来るかと皆さん心配しているようです、実際、私が収納のアドバイスにうかがう御宅でも地震対策を気にされる方が増えてきています。

本来、家の中は一番くつろげて安心できるところであるはずなのに、実際はモノや家具という「凶器」に囲まれて生活しているようなものです。ですから本当に安心して生活できるように、今回は、「収納と安全」というテーマでお話ししていきたいと思います。

導入で地震の話をしましたが、家の中で起こる事故の原因は色々考えられます。一番事故の多い場所は、風呂やトイレ。最悪の場合、溺死です。 普通にしていれば溺れるはずがない深さですが、老人や子供に多く起こる可能性があります。

次に階段、もしくは玄関や敷居など段差のある場所ですね。その他、死には至らないまでも、テーブルの角や箪笥の角で足を打ったり、子供が頭をぶつけたような経験のある方は多いと思いますし、照明器具が落ちてきたり、家具の上のモノが落ちたりということもあります。

これらの事故を防ぐには、バリアフリー住宅(無断差住宅)にする、手すりを付ける、収納は造り付け家具にして生活動線を十分確保するなどの対策が考えられますが、逆に言うと、リフォームや建て替えといった大規模な工事が必要になるため、昨日今日思い立って出来るような対策ではありません。

ですから、以下に「手軽に誰でも出来る収納・インテリアのコツをアドバイスするプロ」として天災・人災防止のコツをお伝えしたいと思います。
(1) 避難経路を確保する

新宿歌舞伎町のビル火災は比較的記憶に新しいかと思いますが、あの事故は避難経路でもある階段がモノで封鎖されていたことが原因で大惨事に至った人災とも言われています。

商業施設で起こった事故なので、自分の家に照らし合わせた方は少ないと思いますが、避難経路を確保するという点では全く同じです。もちろん、日常生活をされているわけですから、最低限の生活動線は確保されていると思いますが、以下の点には特に注意が必要です。

(ア) 床に家具以外のモノを置かない
(イ) 家具が倒れたときに出入り口が封鎖されないような家具配置を考える
(ウ) 寝室、ダイニング、リビングなど、定位置に長時間居ることが多い場所に
    家具が倒れてこないような配置にする
(エ) 集合住宅の場合は燐戸との境壁をふさぐようなモノをベランダに置かない

(ア)は、スーパーの袋や段ボール箱に入れたモノを廊下などに直置きしている状態を指しているのですが、これは防災面だけでなく、掃除の効率を考えても有効ですから、すぐに改善をするメリットが大きいですね。

また、ゆかにじかおきしているモノを撤去するだけでも、部屋は随分広く感じられます。

(イ)は通常4畳半以上の部屋で壁面に家具を置いていればこういうことは起こりえないのですが、部屋の出入り口付近に家具を置いた場合には発生する可能性がありますから、倒れた場合のシミュレーションはしておきましょう。

また、上置があったり、家具の上にモノが積んである場合は改善の余地があります。家具転倒防止具をつけているから安心・・・・と思っている方もいらっしゃると思いますが、私が見るところ、ほとんどの方が正しく設置できていませんので、油断は禁物です。

(ウ)については、正直申し上げてどの部屋にいても家具の下敷きにならないようにするというのは不可能に近いので、長時間居ることが多い場所だけでも安全を確保しましょうということです。

最後の(エ)については、集合住宅にお住まいの方は特に注意してください。


(2) モノの積み方を改善する

前段では地震や火災のときを主に想定してお話したのですが、ここでは人災を防ぐ方法としてのモノの積み方について説明します。

モノは積み重ねることで場所を有効利用して収納できるのですが、積み重ねるにも気をつけてもらいたい点がいくつかあります。

(ア) 正面が面一(つらいち)になるように重ねる
(イ) ピラミッド型になるように重ねる
(ウ) 重いモノを下にする
(エ) 上のほうには、重いモノ、割れるモノ、鋭利なモノは置かない

(ア)のように積み重ねると、例えばシステムキッチンの吊り戸棚も安全に活用することが出来ます。正面が面一だと、何がそこにあるか分かりやすいだけでなく、取り出したモノの上に隠れたモノがあってそれが落ちてくるということを防ぐことが出来ます。

さらに(イ)のようにピラミッド型に重ねると、重ねた状態が安定していますので、少しバランスが崩れても落下物を最小限に食い止めることが出来ます。

(ウ)についてはごく当たり前のことですが、「重いモノは下」というルールを決めることによって力加減が出来ますから、思ったよりも重くて自身のバランスを崩して事故につながるというようなことが防ぐことが出来ます。

(エ)は、守られていない方がたくさんいらっしゃいます。これを徹底させると、自然と品群別の収納が出来ますから、効率的な収納をするためにも必ずチェックが必要です。


(3) 地震対策グッズを活用する

地震対策のグッズはたくさんありますが、間違った使い方をされている方も多いのが実情です。また、強度を無視した使い方をされている方もいらっしゃいますから、家具1つ1つを入念にチェックしてみましょう。

(ア) 突っ張り式転倒防止具・・・
   必ず2本使って天井に突っ張ります。また、奥側(壁側)に取り付けないと、
   十分な効果が得られないので注意が必要です。天井が吊り下げ天井の場
   合は、天井自体に強度がない場合があるので、天井の強度を確認してから
   購入すること。

(イ) 壁付式転倒防止金具・・・
   柱や壁の芯の入った部分に留めないと意味がありません。

(ウ) 地震対応家具・・・
    地震で揺れると扉がロックされるものや、棚板が奥に向かって下りの傾斜
    がついているものがありますので、これは活用できます。また、先述の扉が
    ロックされるグッズは単品でも販売されていますが、それを活用するよりも
    、ガラスに飛散防止シートを貼ったり、食器の下にノンスリップシートを敷く
    ほうがオススメです。

(エ) 耐震粘着マット・・・
    某大手引越業者がCMしているアレです。効果は大きいと思いますが、フロ
    ーリングなどの表面が変質する可能性があると思われます。ちなみに当の
    引越業者での販売額は4枚入り3150円ですが、インターネットでは同様の
    ものが500円程度で販売されています。

他にも事故対策は色々あると思いますが、天災だ、人災だと言って、他人に責任転嫁を煽るより、まず自分の家の安全対策をチェックする良い機会になればと思います。
 
執筆者 芝谷浩(シーベックス・インテリア)のサイトはこちら


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